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2010年1月 7日 (木)

新成長戦略 政権の危機感反映 異例デモンストレーション(産経新聞)

 年の瀬も押し迫った30日に閣議決定された政府の新成長戦略の基本方針の発表で、菅直人副総理・国家戦略担当相が強調したのは「反転攻勢」という言葉だった。普天間移設問題や、鳩山由紀夫首相と民主党の小沢一郎幹事長の「政治とカネ」をめぐる問題などで支持率の低下傾向が顕著になってきた鳩山政権。今年最後の“成果”を大々的にアピールしたかったとみえ、記者会見には閣僚13人も同席したほか、首相官邸にはロボットまで登場した。

 記者会見が行われた首相官邸の大ホール前のロビーには、電気自動車や介護ロボットスーツなど成長戦略を担う先端技術が展示された。会見を終えた鳩山首相も二足歩行ロボットのASIMO(アシモ)に「成長戦略で日本を元気にしてください」と声をかけられて握手。自ら電気自動車のハンドルを握り、「これはいいね」と興じた。

 政策発表に伴う行事としては異例の演出だが、そうしたパフォーマンスをしなければならないところに、鳩山政権の苦境が表れている。

 菅氏は30日の記者会見で「(年内の方針とりまとめは)ある意味での鳩山内閣の反転攻勢だ。これからは、先手先手で物事を打っていくという意味でのタイミングの設定だ」と説明。裏を返せば、守勢に回らざるを得なかった政権の危機感を反映した発言といえる。

 菅氏自身にも個人的な危機感があった。鳩山政権の経済政策のとりまとめ役を担いながら、常に「鳩山政権には成長戦略がない」という批判にさらされていた。野党時代の舌鋒(ぜっぽう)の鋭さも影を潜め、「ダマ菅」ともあだ名された。そろそろ結果を出さなければならない時期に来ていただけに、首相がハンドルを握る電気自動車の助手席に座った菅氏には安堵(あんど)の笑顔がみられた。

 ただ、こうした首相や菅氏の懸命な思いが全閣僚に浸透しているかどうかは疑問だ。

 菅氏が新成長戦略の詳細を説明する最中、同席していた複数の閣僚は談笑したり、目を閉じて下を向いたりしていた。携帯電話を操作する閣僚もいた。

 この日の成長戦略策定会議で「何があっても負けないぞという迫力で臨む」とゲキをとばした首相。

 首相は新成長戦略の成否のカギを「政治の強力なリーダーシップ」と指摘したが、その言葉が、皮肉に聞こえる光景だった。(酒井充)

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